カナダ中東部オンタリオ州のダグ・フォード州首相は11日、ニューヨーク、ミシガン、ミネソタの米国3州に輸出する電力料金に25%を上乗せするとの決定を巡り、トランプ米政権が全ての関税を取り下げるまで譲歩しない意向を示した。MSNBCのインタビューで「われわれは引き下がらず、容赦しない」と語った。このインタビューの直前、トランプ氏はソーシャルメディアへの投稿で、カナダから輸入する鉄鋼・アルミニウム製品に課す関税を予定の2倍の50%にすると表明していた。フォード氏は「協力し、問題があるなら解決しよう」と語った。また、米国の企業経営者はトランプ氏を前に立ち上がり、大惨事につながると伝える必要があると話した。トランプ氏は11日、米国市場の取引終了後に米企業トップらと会談する予定だ。
加オンタリオ州首相、米国向け電力料金上乗せ「譲歩しない」
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