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金持ちじいさん、貧乏じいさん…祖父の不動産投資が教えてくれた“お金の本質”Photo: Adobe Stock

愛知県岡崎市生まれの私

私自身について、ちょっとお話しさせてください。私は1982(昭和57)年、愛知県の岡崎市というところで生まれました。ちなみに、元F1レーサーの中嶋悟さん、お笑いコンビ・キャイ~ンの天野ひろゆきさん、ものまねタレントのキンタロー。さんも同じ出身地です。

岡崎市は愛知県のほぼ中央に位置する「三河」と呼ばれる地域で、名古屋市に次ぐ“県内第2の都市”の座を、トヨタ自動車の企業城下町・豊田市と争っているともいわれる地方都市です。

父はトヨタ関連企業の会社員

岡崎市は豊田市と隣接しており、トヨタ関連の会社に勤める人が多いです。私の父もトヨタ関連の自動車部品の会社で働いていました。

両親はそこまで積極的に投資をしているような印象はなかったのですが、祖父は不動産投資をしていました。

投資をしていた祖父の存在

祖父は私が生まれる前に事故に遭い、杖をつかないと歩けないような状態だったので、仕事ができなくなっていました。

幼心に「おじいちゃんは自由に歩けなくて大変だなぁ」という印象を抱いていましたが、実は事故に遭う前に近所の土地を買い、その土地を店舗や駐車場として貸し出すことで、毎月定期収入を得ていたということを私は大人になってから知りました。

「転ばぬ先の杖」とは、このようなことをいうのかもしれません。

祖父の投資から学んだこと

祖父の不動産投資を知ったのは社会人になってからだったので、「幼少期から投資のすごさを知っていた」という話ではないのですが、数字が得意な家族が多く、投資の素地はあったのかもしれません。

※本稿は『5年で1億貯める株式投資 給料に手をつけず爆速でお金を増やす4つの投資法』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。