物価高騰や人生100年時代の到来などお金の心配事がつのるいま、不安はますます高まっています。
そこで本連載では、人気風水師・李家幽竹が8年ぶりに、コロナ後の金運をテーマにした本『激変!キャッシュレス時代の金運アップ対策 李家幽竹の一生お金に困らない超☆風水術』から、新しい時代を生き抜く金運を身につけるために、風水でできること全部を紹介していきます。
いまやスマホ・QRコード決裁、銀行アプリによる出入金、投資活動など、お金はスマホのなかにある時代になりました。これまでと何が違い、何が変わらないのか、具体的に何をすればいいのか、コロナ禍を経て変わった生活に合うインテリア、旅行、習慣の見直しも提案。風水で楽しく金運アップしましょう!

【目からウロコ】人気風水師・李家幽竹が考える「キャッシュレス時代の金運アップ」とは?

今までの金運風水と何が違うの?「デジタル金運風水」とは?

 これまでの金運風水とは異なる、新しい時代に即した金運風水の考え方が、「デジタル金運風水」です。

 これまでは、お金を使うにしても貯めるにしても、ベースにあるのは「現金」。つまり、現物としての「お金」でした。しかし、ここ数年、世界中で急激なキャッシュレス化が進み、現物のお金を介さなくても金銭的なやり取りができるようになりました。たとえ財布の中にお金が入っていなくても、もっと言えば財布自体を持っていなくても、スマホがあればお金のやり取りができてしまう、そんな時代がやってきています。もちろん、今はまだ過渡期ですが、この先、現金を使う場面はますます減っていくことでしょう。

今までの考え方だけではついていけない

「お金」というものの概念が大きく変わったことで、金運風水の概念も変わってきました。もはや、今までの金運風水の考え方だけでは、新しい時代に対応していくことはできません。そこで生まれたのが、デジタル金運風水です。

数字を「お金」だという感覚をもちづらい

 いちばんの違いは、「モノ」としての貨幣、紙幣を介さずに、デジタルの「数字」でお金のやり取りを行うようになったこと。これまで私たちは、お金を払ったり受け取ったりするときに、触感や嗅覚などの五感で「感じる」ことで、「使った」「増えた」「減った」などという実感をもつことができました。しかし、デジタル上でのやり取りでは、数字が増えたり減ったりするだけ。出ていったお金も入ってくるお金も、それが「お金」だという感覚をもちづらいのが実情です。

財布や口座の中にどれくらいお金があるか意識する

 お金というのは、きちんと意識して把握していないと、ふわっとなくなってしまうもの。ですから、キャッシュレスになればなるほど、自分がお金をどれくらい使っているか、財布や口座の中にどれくらいお金があるか、ということを意識しておく必要があります。デジタル上のお金であっても、それをただの数字ではなく「お金」として意識できるかどうか、そのお金を「豊かさをもたらすもの」として扱えるかどうかで、その人の金運は大きく変わってくるのです。

※本稿は『激変!キャッシュレス時代の金運アップ対策 李家幽竹の一生お金に困らない超☆風水術』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

【目からウロコ】人気風水師・李家幽竹が考える「キャッシュレス時代の金運アップ」とは?

李家幽竹(りのいえ・ゆうちく)
一般社団法人 李家幽竹空間風水学会 理事長
韓国・李王朝の流れをくむ、ただ一人の風水師
「風水は環境をととのえることで運を呼ぶ環境学」という考えのもと、さまざまなアドバイスを行いながら、テレビ、雑誌、セミナーなどで幅広く活躍。現在までに出版した書籍は300冊以上、累計販売は1000万部を超え、世界12か国で翻訳・出版されている。主宰する空間風水学会では風水アドバイザーの育成に尽力している。
著書に、『ナンバー1風水師が教える運のいい人の仕事の習慣』『改訂新版 絶対、運が良くなる旅行風水』『絶対、運が良くなるパワースポット』『絶対、お金に好かれる! 金運風水』『どんな運も、思いのまま!李家幽竹の風水大全』(以上、ダイヤモンド社)、『悪運をリセット! 強運を呼び込む!! おそうじ風水』『運がよくなる 風水収納&整理術』(以上、PHP文庫)、『最強 パワーストーン風水』(秀和システム)、『李家幽竹の幸せ風水』『李家幽竹 花風水カレンダー』シリーズ(以上、世界文化社)など多数。