Q. 私たち全員が必ず持っている《強力な武器》とは何でしょうか?
A.《時間》という資産です。
大切な時間をどこにどう使うかで、人生に大きな差が開きます。
不動産=【時間のゲーム】です。
ゲームのルールを理解すれば、「誰でも」「必ず」勝てるはず! 正しい知識を持てば、リスクを最小化しつつ、35年後に「利益+5000万円」の不動産(=純資産)を手に入れられる!
年収500万円以上の会社員/公務員であれば、「再現性」が必ずあります。普通の会社員でも、年収によっては3軒以上の不動産を買える方もいます。利益+1億円の資産を余裕で狙えるのです。
当連載では、『業者じゃないからここまで書けた! 不動産投資をぶっちゃけます!!』南祐貴/セカニチ(ダイヤモンド社)から抜粋し、不動産投資のコツを紹介していきます。

業者から「不動産には節税効果がある」と勧められました。これはホントですか?Photo: Adobe Stock

それは詐欺です!

【結論】節税になりません。それは99%「脱税(だつぜい)」です。
 不動産を買うと、むしろ税金は増えます。エサ(節税)に飛びつくのはNG。初心者を釣るための詐欺に近い言葉です。

 現役の医師(高年収)に取材しました。悲しいことに「節税」を切り口にした悪質な手口/勧誘が増えています。

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「節税のために不動産を買いませんか?」
 知らない番号から営業電話がくる。毎週のように。不動産で「節税」を謳う業者ばかりだ。

「○○(患者)の親族です」「そちらの○○(医師)さんも買っています」と、名前を出して電話営業をしてくる不動産業者も。個人情報がだだ漏れ…。こんなに怪しい電話でも、「節税」の甘い言葉に釣られる思考停止の医師は非常に多い。皆、勉強はできるはずなのに不思議だ。

 医師は大きな収入を得られるが、日々の業務に追われて疲弊し、金融の知識をインプットする時間がない。私の周りでも、お金&税金を冷静に考えている医師は少ない。初心者=不動産業者にとってカモだ。「こんな良い物件はもう出ませんよ」「新築で、ガッツリ節税しましょう」と、不動産業者から煽られないように。

 職場の知人は、マイナーな駅の物件を同時に複数軒購入。過剰な「節税」ゴリ押しに疑問が生じた。勧誘も強引すぎる。納得いかない。求めてもいないのに、一方的に20軒以上の物件資料を送ってきた。しかも、どれもマイナーで弱そうな駅(ダメな立地)だ。

「〇〇さんの年収なら、一気に3軒購入できます」「1軒あたり〇〇万円が経費で落ちます。節税になります」などのゴリ押しの謳い文句にウンザリ。

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 この手口の裏側を、他の不動産のプロに聞いた。〇〇〇万円という膨大な経費を「自己責任」で確定申告させる。税務調査が入ってトラブルになったとしても、不動産業者は「私たちは確定申告に関与していません」と言って逃げる。悪質なスキームらしい。※架空の経費=もちろん脱税で犯罪だ。

 不動産投資は節税にはならない。甘い言葉の実態は「脱税(だつぜい)」だ。不動産投資では、むしろ税金は増える。初年度は「不動産取得税」がかかる。毎年「固定資産税」がかかる。

 不動産=税金が増える。しかし!!  不動産ローンの良い枠(年収500万円以上で有利に投資用ローンが組める等)を活用すれば、その税金の出費分を「上回る」大きなリターンが狙える。

 仮に税金を払ったとしても、もっと得をすれば良い。だから高年収の会社員は不動産ローンの良い枠を必ず使うべきなのだ。

※当連載は、『業者じゃないからここまで書けた! 不動産投資をぶっちゃけます!!』南祐貴/セカニチ(ダイヤモンド社)からの抜粋です。