Q. 私たち全員が必ず持っている《強力な武器》とは何でしょうか?
A.《時間》という資産です。
大切な時間をどこにどう使うかで、人生に大きな差が開きます。
不動産=【時間のゲーム】です。
ゲームのルールを理解すれば、「誰でも」「必ず」勝てるはず! 正しい知識を持てば、リスクを最小化しつつ、35年後に「利益+5000万円」の不動産(=純資産)を手に入れられる!
年収500万円以上の会社員/公務員であれば、「再現性」が必ずあります。普通の会社員でも、年収によっては3軒以上の不動産を買える方もいます。利益+1億円の資産を余裕で狙えるのです。
当連載では、『業者じゃないからここまで書けた! 不動産投資をぶっちゃけます!!』南祐貴/セカニチ(ダイヤモンド社)から抜粋し、不動産投資のコツを紹介していきます。

今ってバブル? マンション買ったら暴落する?

【結論】バブルではありません

 現在の好立地マンションは、強い需要に対して供給が追いついていません。強い需要があり、供給が足りない状況は、今後もまだまだ続きます。

▽供給
・ 労働力不足:建設業の労働時間の上限規制(残業規制)が大きな要因。以前まで月200時間の残業対応も横行した建設現場だが、法改正によって、労働基準法の時間外規制ができて、労働時間に制約が発生。「人手を増やす」しか解決策がなく、その結果、人手の奪い合い=人件費(建設費)の上昇が発生しています。※詳しくは「建設業 残業 規制」で検索。

 また「職人の高齢化(職人不足)」の一方で、「円安の発生」により外国人(技能実習生等)が日本の労働を避ける傾向も。

・鉄材・木材・コンクリートなどが高騰。円安も大きな要因。
・ 供給チェーンの混乱。輸送が遅延してトイレ等の建材が高騰。戦争・地政学的な緊張・原油高など。
・ デベロッパーが用地仕入れに苦戦。地権者が売ってくれない。

▽需要
・家にいる時間が増えた=購入意欲が拡大。
(在宅時間up & 間取りや広さが気になった)
・共働き世帯がマンション販売価格を下支え。
・コロナ禍の収束によって出社回帰→満員電車を避けたい。
・データセンター、物流施設などの需要の増加。特に設備工の職人不足。

 以上から、好立地のマンションが供給過多になって値崩れするとは考えにくいのです。現在の好立地マンションは、供給過多とは「真逆」です。

 むしろ「売り渋り」の状態。人気の新築マンションでも各部屋の発売開始を細かく分割し発売を長期化。時間をかけてジワジワと値上げ。時間が経つほどに価格は上がっています。

 人気の都心&好立地や、人気タワマンであれば、新築購入時から数年後に価格が上がることも多数あります。「都心&好立地で条件が良い」という大前提に限り、新築という選択も有効です。

※当連載は、『業者じゃないからここまで書けた! 不動産投資をぶっちゃけます!! 』南祐貴/セカニチ(ダイヤモンド社)からの抜粋です。