Q. 私たち全員が必ず持っている《強力な武器》とは何でしょうか?
A.《時間》という資産です。
大切な時間をどこにどう使うかで、人生に大きな差が開きます。
不動産=【時間のゲーム】です。
ゲームのルールを理解すれば、「誰でも」「必ず」勝てるはず! 正しい知識を持てば、リスクを最小化しつつ、35年後に「利益+5000万円」の不動産(=純資産)を手に入れられる!
年収500万円以上の会社員/公務員であれば、「再現性」が必ずあります。普通の会社員でも、年収によっては3軒以上の不動産を買える方もいます。利益+1億円の資産を余裕で狙えるのです。
当連載では、『業者じゃないからここまで書けた! 不動産投資をぶっちゃけます!!』南祐貴/セカニチ(ダイヤモンド社)から抜粋し、不動産投資のコツを紹介していきます。

ハザードマップを必ず確認すべし!
ハザードマップとは、河川の氾濫/浸水/洪水/土砂災害/津波/液状化などのリスクを可視化してマップ形式にしたもの。台風/大雨が来ると、内閣府の政府広報室が浸水等の危険性・ハザードマップの確認を周知します。
ハザードマップが濃く塗られている =不動産の価値が落ちる…。
「おっ、安いな!」と好条件(?)の不動産に飛びついたら、実は濃いハザードリスクがあった…というトラブルは不動産あるあるです。不動産会社の担当者に悪意があってリスクが隠されている場合、初心者の方が初見で気付くことは不可能でしょう。浸水などのリスクが大きい地雷物件=売却時に値上がりが狙いにくい…。買う“前”に正しく理解をしましょう。
Q. ハザードになりやすい場所は?
▼ 川・海が近いという共通点があります。ハザードマップが濃く塗られており、津波・浸水・川の氾濫のリスク=危険信号です。
もちろん「津波リスク」がある地雷物件は、全くオススメしません。
千葉や神奈川に複数箇所あるサーフィンの名所は「津波リスク」があります。海沿いすぎる物件は要注意。一方、東京湾でサーフィンをする人はいませんよね。つまり東京の湾岸エリアの物件に「津波」のリスクは低いのです。「湾」の形状だからです。江戸に拠点を移した徳川家康の先見の明がすごい!
【結論】東京で「津波」のリスクは低い。しかし東京23区に「ハザード」リスクは有る。正しく理解しましょう。
例えば、「荒川」の氾濫リスク。荒川沿いは濃い色=浸水リスクがあります。川沿いすぎる=不動産の価値は下がる。将来の値上がりも期待しづらい…。
ハザードが濃すぎるエリアに住宅ローンを組んで住んでいる人には申し訳ないです。残酷ですが事実。一方、川沿いすぎなければ過剰な心配は不要…とも感じます。不動産=総合点で判断するべき。「JRの駅チカ」には大きなパワーがあるのも事実。いずれにせよハザードマップの確認は必須ですね。
※当連載は、『業者じゃないからここまで書けた! 不動産投資をぶっちゃけます!!』南祐貴/セカニチ(ダイヤモンド社)からの抜粋です。