Q.私たち全員が必ず持っている《強力な武器》とは何でしょうか?
A.《時間》という資産です。
大切な時間をどこにどう使うかで、人生に大きな差が開きます。
不動産=【時間のゲーム】です。
ゲームのルールを理解すれば、「誰でも」「必ず」勝てるはず! 正しい知識を持てば、リスクを最小化しつつ、35年後に「利益+5000万円」の不動産(=純資産)を手に入れられる!
年収500万円以上の会社員/公務員であれば、「再現性」が必ずあります。普通の会社員でも、年収によっては3軒以上の不動産を買える方もいます。利益+1億円の資産を余裕で狙えるのです。
当連載では、『業者じゃないからここまで書けた! 不動産投資をぶっちゃけます!!』南祐貴/セカニチ(ダイヤモンド社)から抜粋し、不動産投資のコツを紹介していきます。

初心者は必ず習得すべき不動産投資の「4つの極意」とは?

 不動産投資の考え方の基礎となる《4つの極意》を紹介します。
◎「住む用」の不動産
◎「投資用」の不動産(人に貸す用)
 どちらにも共通する4点です。

1. 比較はタダ

 比較をサボる人は絶対に不動産で成功しません。不動産会社への問い合わせや資料請求はタダ。電話やメールは無料です。当たり前のことをサボる人が不動産購入で成功するわけがない。比較せずに買う人が驚くほど多い…。毎日のランチでは「500円」をケチるのに、「50,000,000円」の不動産はケチらない?! なぜ?!?!

 一般的には、日本人は真面目と言われるでしょう。しかし真面目エネルギーの方向性が間違っています。
・細かいお金(クーポン/スーパーの特売)は得意。
・大きいお金(不動産や生命保険)は思考停止。不真面目。相手の言いなり。カモになる。

「500円」と「5000万円」、どちらが大きいか? ランチ代の細かいお金ではなく、大きい金額の買い物に真面目エネルギーを使うべきでしょう。Time is moneyです。

 カモになるのは、日本人特有の「相手のことを信じすぎる」という性格も原因ですね。自分の人生を大切にするなら、相手を疑いましょう。善意の仮面をつけた悪者に騙されないように。

2. 負債を恐れるな

 正しい使い道のローンが増えることは、資産が増えることを意味します。徹底的に比較検討をして、市場で最も良い物件だと確信したら、大きいローンを組めるべく努力をするべきです。たくさん納税しているなら、その社会的信用を活用すべし。

3. 立地が命

 もし「お金を増やしたい」が最大の目的であれば、強い駅&好立地【=黄金の立地】の物件しか買ってはいけません。人気の立地であれば、長期視点では資産価値が上がっていきます(歴史が証明しています)。

 不動産は文字通り“不動”の資産。買った瞬間に勝負が決まります。
 比較検討を徹底的にした人は、一生お金を生み出し続けるマネーマシンが手に入ります。

4. 再開発に着目せよ

【黄金の立地】は、大手デベロッパーが大金を注ぎ込んで再開発を行う傾向が強い。その再開発地の周辺に「不動産を持つ」=大手デベロッパーがバラまく再開発マネーの数百億円・数千億円の一部を拾える。

 再開発が行われると街の価値が上がり、不動産価格が上がります。セカニチが人生を懸けている高輪ゲートウェイ~品川の再開発。これはJR東日本が5800億円と社運を懸けて行っている日本最大級の再開発です。数年前には電通ビル売却の3000億円が国内最大級と、大ニュースになりました。つまりJR東日本の5800億円の金額が、どれだけ巨大な規模か分かりますね。

 もし高輪ゲートウェイから徒歩圏内で不動産を保有したら? JR東日本が再開発マネーの5800億円をバラまくので、そのうちの一部を拾えるということです。このチャンスを逃してはいけませんね。

 Googleで検索すれば、再開発情報は「無料」で見ることができます。
 無料でできる検索をサボってはいけません。

※当連載は、『業者じゃないからここまで書けた! 不動産投資をぶっちゃけます!!』南祐貴/セカニチ(ダイヤモンド社)からの抜粋です。