物価高騰や人生100年時代の到来などお金の心配事がつのるいま、不安はますます高まっています。
そこで本連載では、人気風水師・李家幽竹がコロナ後の金運をテーマにした本『激変!キャッシュレス時代の金運アップ対策 李家幽竹の一生お金に困らない超☆風水術』から、新しい時代を生き抜く金運を身につけるために、風水でできること全部を紹介していきます。
いまやスマホ・QRコード決裁、銀行アプリによる出入金、投資活動など、お金はスマホのなかにある時代になりました。これまでと何が違い、何が変わらないのか、具体的に何をすればいいのか、コロナ禍を経て変わった生活に合うインテリア、旅行、習慣の見直しも提案。風水で楽しく金運アップしましょう!

「豊かさ」や「豊かな暮らし」という言葉で、皆さんが思い浮かべるのはどんなことですか?
一昔前までは、一戸建ての家や高級車、別荘など、物質的な豊かさを手に入れることが、すなわち「豊かになる」ということでした。しかし、今はそういった「豊かさ」を理想として追い求める人は少なくなりました。「ぜいたくをすること」=「豊かさ」であった時代は、もう終わったのです。
では、現代における「豊かさ」とは何でしょうか。
豊かさとは、自分が求める理想の暮らしができることであり、それがあることで幸せになれるもの。人が人として楽しく幸せに生きるためになくてはならないもの、それが「豊かさ」であり、それを実現するために必要なのが「お金」です。
人類の歴史のなかで、お金はさまざまに形を変えてきました。最初は石の通貨であったものが金属のコインになり、紙幣になり、そして形のないデジタル通貨へ。しかし、形が変わっても人がお金に求めるものは変わりません。
日本の文化では、お金のことを口に出すのははしたない、卑しいと思われがちですが、それはお金に対して失礼というもの。もちろんお金で買えないものもあるでしょう。でも、お金があるからこそ手に入れられる幸せもたくさんあるのです。
「お金なんていらない」「お金がなくても幸せになれる」などとうそぶいているうちは、お金も幸せもあなたのもとにはやってきません。
まずは、あなたが手に入れたい「豊かさ」「幸せ」はどんなものなのか、具体的にイメージしてみてください。そして、それを手に入れるためにどれくらいお金が必要なのか、計算してみましょう。
「もっとほしいけれど、どれくらいかは分からない」「何となく今持っているお金では足りなそう……」といったふんわりしたイメージではなく、何にどれくらいお金がかかって、不足分はいくらなのか、きちんと計算して具体的な数字を出しましょう。
それが「豊かさ」を手に入れる第一歩です。
※本稿は『激変!キャッシュレス時代の金運アップ対策 李家幽竹の一生お金に困らない超☆風水術』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

李家幽竹(りのいえ・ゆうちく)
一般社団法人 李家幽竹空間風水学会 理事長
韓国・李王朝の流れをくむ、ただ一人の風水師
「風水は環境をととのえることで運を呼ぶ環境学」という考えのもと、さまざまなアドバイスを行いながら、テレビ、雑誌、セミナーなどで幅広く活躍。現在までに出版した書籍は300冊以上、累計販売は1000万部を超え、世界12か国で翻訳・出版されている。主宰する空間風水学会では風水アドバイザーの育成に尽力している。
著書に、『ナンバー1風水師が教える運のいい人の仕事の習慣』『改訂新版 絶対、運が良くなる旅行風水』『絶対、運が良くなるパワースポット』『絶対、お金に好かれる! 金運風水』『どんな運も、思いのまま!李家幽竹の風水大全』(以上、ダイヤモンド社)、『悪運をリセット! 強運を呼び込む!! おそうじ風水』『運がよくなる 風水収納&整理術』(以上、PHP文庫)、『最強 パワーストーン風水』(秀和システム)、『李家幽竹の幸せ風水』『李家幽竹 花風水カレンダー』シリーズ(以上、世界文化社)など多数。