
ライター業の傍ら、スキマバイトでさまざまな職場で働いている筆者が仕事を通じて見えた悲喜こもごもをつづる本連載。今回は、人気ラーメンチェーン「天下一品」でのバイト体験をレポートしよう。スキマバイトをしたから気づいた“こってりスープ”の意外な特徴とは?(ライター みやーんZZ)
40代のおじさんが
「天下一品」店員に挑戦してみた
氷河期世代の40代おじさんである僕が去年、突如ハマったスキマバイト。初回の和食ファミレス、そしてマクドナルドと飲食店でのスキマバイトを続けてきました。
そんな中、とある飲食店で一緒になったスキマバイト同僚から、「よかったですよ」という評判を聞いたのが、ラーメンチェーン店の「天下一品」。話を聞いて興味を持ち、さっそく申し込んでみることにしました。
今回、僕が働いたのは、とある繁華街にある店舗でした。
ちょっと早めにお店に伺い、「タイミーから来ました」と店長さんにご挨拶。バーコードを読んで出勤手続きをして、店長さんとあれこれおしゃべりします。ここは場所柄、インバウンドのお客様も多くて結構忙しい模様。でも店長さんは朗らかな感じなので楽しくやれそうです。
手渡された制服(Tシャツ、前掛け、帽子)に着替えると、天下一品店員となった40代おじさんが完成。背中に「KOTTERI 50」と書かれたTシャツを着れば、自然と“天一魂”が沸いてきますね。今日も頑張るぞ!
今回、僕が担当することになったのは、厨房の洗い場。まずは店長さんから洗い場のルールを教えてもらいます。ホールの方がどんどん食器を下げてくるのでそれをおおまかに仕分け、下洗いしてから業務用の食洗機で洗う。洗い終わったら食器ごとに重ね、小物類はキッチンシンクの上の棚へ。丼などの大きいものは洗い場横のスペースに置いておくと厨房やホールの方が片付けてくれるという流れなんだそう。和食ファミレス以降、いくつか洗い場仕事を経験してきているのでまあ、なんとかなりそうな感じです。