40代おじさんが人生初の「マック」バイト、働く前に提出必須の「ブツ」にびっくり!Photo:Diamond

ライター業の傍ら、スキマバイトでさまざまな職場で働いている筆者が仕事を通じて見えた悲喜こもごもをつづる本連載。今回は、誰もが知るチェーン店「マクドナルド」のスキマバイト体験をレポートしていきたい。世界的ファストフードチェーンのすごい研修システムとは?(ライター みやーんZZ)

マクドナルドのバイトを初体験!
「3時間の勤務」で見えたこと

 氷河期世代の40代おじさんである僕が去年、突如ハマったスキマバイト。初回の和食ファミレスでの仕事が刺激的だったのでその後、しばらくは飲食店を中心に仕事を探していました。

 さまざまな仕事の中で僕の目を引いたのは、マクドナルド。やはり、なじみのある「マックの裏側が見てみたい!」と思ったのです。

 多くは「マクドナルド勤務経験者限定」という条件の仕事なのですが、じっくり探してみると「未経験OK」案件を発見。早速申し込みました。

 これはマクドナルドの勤務経験がない人に1時間の研修と2時間の店内での仕事体験を行い、本人の希望があればそのままお店でアルバイトとして採用するというものでした。これなら飲食店経験が浅い僕でもできそうです。

 勤務するための条件には、「勤務前にお店で検便キットを受け取り、当日に検体を採取したキットを持参する」というものがありました。食品を扱うお店なので従業員が食中毒の原因となるウイルスを保持していないか、チェックをするシステムがあるようです。マクドナルドで働く人は全員、何カ月かに1回この検便をする必要があるそう。「衛生管理が徹底している。すごい!」と、勤務前から驚かされました。