【テレビやSNSで大人気】今どきのママパパに圧倒的に支持されているカリスマ保育士・てぃ先生の子育てアドバイス本第3弾『子どもにもっと伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てのみんなの悩み、お助け中!』ができました!
テレビやSNSで大人気、今どきのママパパに圧倒的に支持されている現役保育士・てぃ先生。そんなてぃ先生のSNSには、毎日膨大な数の悩みや相談が届くといいます。
本連載では、そんなママパパたちに向けて、正論だけではない、すぐに使えるリアルな回答をお伝えしていきます。

【てぃ先生が答える】しつけは何歳からすればいいですか?Photo: Adobe Stock

【みんなの悩み】しつけは何歳からすればいいですか?

 赤ちゃんなので遊び食べしたり、ティッシュをいっぱい出したりしても叱っていません。注意したり叱ったりするのはいつから?

【てぃ先生の答え】理解できるようになるのは1歳半くらいから

 子どもの発育についての次のような実験があります。

 年齢の異なる子どもたちを集めて、おもちゃを指差しながら「これに触っちゃダメだよ」と言って、大人はその場を離れました。

 その大人が急に戻ってきたとき、どの子どももそのおもちゃに触っていましたが、1歳4ヵ月くらいまでの子たちは大人が戻ってきたときも気にせず触り続けたのに対して、1歳半以上の子たちは半数ほどが「まずい」という顔をしたそうです。

 つまり、1歳半以上になると、脳が発達してきてだんだんと理解力や自制心などが芽ばえてくるわけですね。

 こういった結果から、していいこと・悪いことやお行儀などのしつけは、1歳半以降からするのが適切だと思います。

 だからといって、1歳半より前の子には何もしなくていいということではなく、危ないことやいけないことはきちんと伝えましょう。しかし理解が難しいので、そもそも危ないことやいけないことが起こらないお部屋の環境を意識することが、まずは大事になります。

本原稿は、てぃ先生著『子どもにもっと伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てのみんなの悩み、お助け中!』からの抜粋です。この本では、子育てがラクになって、親子とも幸せになるテクニックを紹介しています。