【テレビやSNSで大人気】今どきのママパパに圧倒的に支持されているカリスマ保育士・てぃ先生の子育てアドバイス本第3弾『子どもにもっと伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てのみんなの悩み、お助け中!』ができました!
テレビやSNSで大人気、今どきのママパパに圧倒的に支持されている現役保育士・てぃ先生。そんなてぃ先生のSNSには、毎日膨大な数の悩みや相談が届くといいます。
本連載では、そんなママパパたちに向けて、正論だけではない、すぐに使えるリアルな回答をお伝えしていきます。
【みんなの悩み】トイレトレーニングはいつからすればいい?
トイトレって、いつから、どうやってはじめればいいですか? スムーズにおむつがはずれるコツを教えてください。
【てぃ先生の答え】「その子自身のタイミング+ちょっとしたコツ」でやってみてください
最近は「おむつはずし」ではなく「おむつはずれ」という表現をするくらい、トイレトレーニングはその子にあったタイミングで行うことがよいとされています。その子の発達がまだ十分でないうちに「〇歳になったから」という理由で無理やりはじめても、うまくいかないからです。
トイレトレーニングをはじめるには、次の3つの条件が必要になります。
・自分でトイレまで行って座れる
・膀胱に尿を少なくとも1時間半以上ためられる
・尿意を感じて、それを大人へ伝えられる
ただ、この3つがそろえば成功するかというと、そういうわけでもありません。
体や言葉は十分に発達していても、本人に「トイレでしよう」という意識がなければ、トイレに行こうとしないからです。
おむつの替えをトイレの近くやトイレの中でしておく
「トイレでする」という意識をもってもらうには、トイトレをはじめる前から、おむつ替えをトイレの近くですることを習慣にしてみましょう。そうすることで、その子の中では、トイレが「おしっこをするところ」とか、「汚れたおむつを換えて気持ちよくなるところ」という認識ができてきます。
そうしてようやく、先ほどの3つの条件がそろい、「じゃあ、おトイレでしてみようか」となったときには、すでにトイレへ行くという習慣が身についた状態ですから、かなりスムーズにトイトレが進むようになります。下のイラストでは、赤ちゃんがトイレ前でおむつ替えをしていますが、目安としては、立ったままおむつを替えられるようになったタイミングで、トイレ近くでの交換をはじめるといいです。
本原稿は、てぃ先生著『子どもにもっと伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てのみんなの悩み、お助け中!』からの抜粋です。この本では、子育てがラクになって、親子とも幸せになるテクニックを紹介しています。