人工知能(AI)を活用した検索エンジンを手掛ける米新興企業「Perplexity(パープレキシティ)」は、5億ドル(約740億円)の調達を目指す資金調達ラウンドを巡り、交渉の最終段階にある。企業価値は140億ドルと評価される見通しだ。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。検索市場におけるアルファベット傘下グーグルの支配的地位に対抗する上でのAIの潜在性に、投資家の期待が高まっていることが浮き彫りになっている。関係者によると、この資金調達ラウンドはベンチャーキャピタル(VC)会社のアクセルが主導する予定。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は以前、昨年11月時点のパープレキシティの評価額が90億ドルだったと報じた。