
<線路上で命を落としかけた保護犬フィオナ。奇跡的に一命を取りとめたその後、彼女を家族として迎えたのは――あの日、列車を運転していた張本人だった>
列車にひかれ瀕死の状態だった保護犬が奇跡的に回復――その命を奪いかけた列車の運転士自身に引き取られたというドラマのような出来事が、多くの人の涙を誘っている。
フィオナが最初にイリノイ州のアニマル・ハウス・シェルターに保護されたのは2024年7月。Facebookの投稿によると、彼女は多頭飼育崩壊の現場から救出されたという。
「フィオナは妊娠中で怯えていましたが、優しい里親のもとで落ち着きを取り戻し、子犬を出産して大切に育てました」とシェルターの投稿は伝える。
その後12月には、フィオナは「無限の愛と安らぎをくれる優しい高齢の女性」に引き取られ、「幸せな結末」を迎えたかに見えた。
しかし、物語はそこでは終わらなかった。たった3ヵ月後、その女性が介護施設に入居することになり、フィオナは再び帰る家を失ってしまったのだ。そしてさらに、彼女は思いがけない大事故に巻き込まれることになる。