謝る理由ごとに使い分ける
スマートな「謝罪」の言葉

　もっと言い換えたいときは…

　失礼いたしました

「失礼」は礼儀を欠くこと、無作法なこと。礼儀や作法に外れたふるまいをしたことを謝罪する表現です。

　例文）失礼いたしました。次回から注意いたします。

　申し訳ございません

「申し訳」は言い訳や言い開きのこと。弁解のしようがないという意味を持つ代表的な謝罪の言葉です。

　例文）ご回答が遅くなり、申し訳ございません。

　お詫びいたします

「お詫び」は、相手に謝罪する「詫び」の美化語。丁寧に謝罪を伝える言い回しです。

　例文）ご迷惑おかけしましたこと、心よりお詫びいたします。

　このたびは多大なご迷惑をおかけし

　相手に不利益をもたらしたことを伝えながら深い謝罪の意思を伝える表現です。

　例文）このたびは多大なご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。

　猛省しております

「猛省」は厳しく反省すること。深く反省していることを伝える強い言葉です。主にメールなどの書き言葉で使います。

　例文）報告を怠ったことについて、猛省しております。

　度重なる非礼

　同じ失礼を何度も繰り返してしまったときの謝罪表現です。

　例文）度重なる非礼、誠に申し訳ございませんでした。

　お詫びの言葉もございません

　謝罪するための言葉もないということから、申し訳ない気持ちや深い反省を示すフレーズです。

　例文）アポイントの日程を間違えてしまい、お詫びの言葉もございません。

　弁解の余地もございません

「言い訳をするゆとりもない」という意味の謝罪表現です。

　例文）予定の遅れについては、弁解の余地もございません。

　弁解のしようもございません

　相手からの指摘に反論することがまったくできないことを示す謝罪の言葉です。

　例文）部下の監督不足で弁解のしようもございません。

　申し開きできないことです

「申し開き」は弁解や言い訳のこと。「弁解のしようもございません」と同じニュアンスの言葉です。

　例文）今回の件は当方のミスであり、申し開きできないことです。