「忙しい」以外の言葉に言い換える

三つ目は、「途中で仕事が振ってきたケース」です。

この場合も二つ目と同様で上司や先輩に即座に報告する必要があります。当初は想定していなかった仕事が追加的に振ってきたのであれば十分に説得力があります。また、ここで大事なことはこの追加の仕事があることをしっかりと上司に認識させることです。そうすることで、上司からも仕事が時間通り終わらなかったとしてもしょうがないと印象付けることができます。

いかがでしょうか。仕事が忙しくて終わらないことは良くあることですがその原因は様々です。

一見、どれも社会人として当たり前のように思えるかもしれませんが、大切なのは、「自分がどうして忙しいのか」の解像度を上げて、個別に対応することです。これができれば、忙しいという言葉を使わずにもっと合理的な理由で上司に納得させることができます。もし、あなたが「忙しい」を口癖にしてしまっているなら、いますぐやめることをお勧めします。

(本記事は『雑用は上司の隣でやりなさい』に関する書き下ろし原稿です)