コロナ禍で大企業も大打撃
コロナ禍では多くの企業が大きな影響を受けて、株価は大きく値下がりしました。
そのなかには、東日本旅客鉄道(JR東日本)や三菱地所といった日本を代表するような大企業も含まれています。
株式市場はつねに「行き過ぎる」
株式市場はつねに行き過ぎるものですから、本来の企業価値より遥かに安い価格まで株価が下落している銘柄もあります。
そういったとき、私は投資チャンスだと考え、そうした銘柄を見つけては、せっせと投資をしています。
下落相場こそ「バリュー株」の出番
私はアジア通貨危機から始まった株式市場の下落局面で、割安な株を見つけるバリュー株投資を始めました。
同じように、株価が下落している有力な銘柄が多く見つかる時こそ、バリュー株投資をスタートさせるにはちょうどいいチャンスではないかと考えています。
ピンチのときに見える「企業の本質」
コロナ禍のようなピンチのときの対応には、企業の本質が垣間見えることがあります。
それが投資するかどうか判断する基準として、貴重な判断材料になることもあります。
スターバックスに見る攻めの姿勢
うちの近所にあるショッピングモールでも、コロナショックで閉店する店舗が増えたのですが、新規出店するところもありました。
それは「スターバックスコーヒー」です。おそらく時節柄、賃料を安く抑えられたのでしょうが、この時期にあえて新規出店をするスターバックスは、さすがだなと思いました。
※本稿は、『貯金40万円が株式投資で4億円』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。