米コロラド州ボルダーでユダヤ人グループが火炎放射器で襲われた事件で、訴追されたモハメド・サブリー・ソリマン容疑者(45)は捜査当局に対し、「シオニストを皆殺しにしたい、全員死ねばいいと思った」として、1年前から計画していたと供述した。新たな裁判文書で明らかになった。ソリマン容疑者は、1日午後に起きた襲撃事件で連邦ヘイトクライム罪に問われた。この事件では8人が負傷し、やけどを負った人もいた。襲撃時、ユダヤ人グループはイスラム組織ハマスに拘束されているイスラエル人の人質に注目を集めるため、週1回の集会を開いていた。目撃者によると、同容疑者は人気の歩行者専用道路パール・ストリート・モールでデモをしていた群衆に向かって火炎瓶を投げつける前に「パレスチナを解放せよ!」と叫んだという。