苦手なお金の管理は克服すべく努力中!
仕事は「自分で選択」がモットー

映画「愛されなくても別に」(c)武田綾乃/講談社 (c)2025 映画「愛されなくても別に」製作委員会

『愛されなくても別に』
7月4日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー!
大学生の宮田陽彩(南沙良)は浪費家の母に代わり、家事をこなし、コンビニでのバイト代を学費と家計に充てていた。一切の期待を抱けず、誰とも関係が築けずにいた彼女が江永雅(馬場ふみか)と出会う。原作は吉川英治文学新人賞を受賞した武田綾乃の同名小説。
出演:南 沙良、馬場ふみか、本田望結、基 俊介(IMP.)、伊島 空、池津祥子、河井青葉、監督:井樫 彩、原作:武田綾乃、脚本:井樫 彩/イ・ナウォン、配給:カルチュア・パブリッシャーズ

 癒しは自宅で飼っている2匹の犬。ホルモンとサンチュというユニークな名前が付けられている。

「仕事から疲れて家に帰ってくると、ずっとそばにいてくれる、大切な存在です。私より断然、いいご飯を食べているかもしれません。つい、いろいろと買いたくなってしまうので、気をつけています。そんなに真剣に気を配っているわけではないんですけど、数字に疎くて、元々お金の管理をきちっとやるほうではないんです。ネットショッピングなどでちょこちょこ注文していると、“あれ?”ということがあります(笑)。なので、なるべく抑えるよう、心がけています」

 休みが取れたら、犬たちと一緒に、どこか郊外に出かけたいというのが目下の目標。

「散歩は毎朝行っていますが、犬たちと遠出したことがあまりないんです。いつもトレーナーさんに任せっきりなので、今度、川とか自然の中に自分が連れていってあげられたらいいなと思っています」

 2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では主人公・源頼朝(大泉洋)の娘・大姫を演じた。2024年には、早くも再び大河ドラマ「光る君へ」で紫式部(吉高由里子)の娘を演じ、大きな話題を呼んだ。横浜流星主演の「わかっていても the shapes of love」では大人のラブストーリーに挑戦。話題作への出演が続く。

「どんな作品にも挑戦とやり甲斐を感じています。完成した作品が誰かに届いた時は、“ああ、よかった”と達成感がなくもない……です(笑)」

 難役を演じることが多いが、作品選びも人任せにはせず、自ら、スタッフと一緒に決めているそう。落ち着いた物腰のなかに芯の強さを感じさせる。

「どんな事もちゃんと自分で選択していきたい、というのが目標であり指針です。陽彩もそうでしたが、自分で何かを決めるって、やっぱり責任を伴うし、時に難しいこともあります。それでも、自信を持って、最終的に“これで、よかった”と言える人でありたいです」