自分の行動で未来を変えろ
――Fラン大学に行ったら終わりみたいなのは、少し救いがない気がするというか、なにか挽回策はないんでしょうか。
びーやま：とにかく、自分に厳しくやれることを全部やる以外にありません。
これだけ厳しく言ってきましたが、逆転はないかと言われればそんなことはありません。
ただ、受験生以上に自分に厳しく大学生活を過ごすことです。腐っても諦めても事態は少しもよくなりません。もっとちゃんと勉強しておけばよかったという後悔は、今この瞬間にぶつけましょう。
まだ、10代後半～20代前半なんていくらでも挽回できます。ただ、上位層との差は開いていますから、とにかく今すぐ行動です。
「どうしたらいいですか？」とか「やれることないですかね？」とか言っている場合ではありません。悩んでいる時間を成長に使っていきましょう。日本の大学はいい先生がゴロゴロいますから、まずは授業を真面目に受ける、そのうえで将来のことを考える、必要なら資格の勉強をする、こういった大学生が本来やるべきことをやればいいんです。
もしそれで大学生活が充実したのなら、それはレベルに関係なく、大学に行った意味があったということです。
ちなみに、Fラン大学の学生が、大学で勉強に目覚めて、名門大の大学院に進学するとかは結構よくあるパターンなので、資金に余裕がある人はそういう道もあるかもしれません。
いずれにしても自分次第です。
――最後に学生にメッセージはありますか？
びーやま：受験生は勉強して志望校に。すでにFラン大学に入ってしまった人も勉強して将来を明るいものに。要するに勉強しましょう。
勉強すれば人生は変わります。ぜひ自分の力で未来を切り拓いてほしいと思います。
――ありがとうございます。大変勉強になりました。
教育痛快バラエティ番組・YouTube『wakatte.TV』のツッコミ担当。早稲田大学教育学部卒。高校時代の偏差値は37だったが、1年間の浪人を経て早稲田大学に入学。大学時代は起業・自主退学・復学など、さまざまな経験をしたのち、大学受験のすばらしさに気づき現在に至る。甘いルックスと鋭いツッコミ（たまにポンコツ）で視聴者の心を掴んでいる。決め台詞は学歴モンスターの相方・高田ふーみんを制止する「ヤメロオマエ」。
高田ふーみん［協力］
教育痛快バラエティ番組・YouTube『wakatte.TV』にて「学歴至上主義」を貫く学歴モンスター。京都大学経済学部中退（現役合格）。学歴を絶対の価値基準とする偏った思想を持つヒール役として受験生や大学生を中心に人気を博している。決め台詞は「Fランやないか」。
発売わずか2カ月半で8.5万部突破。
きれいごとなし。忖度なし。“自分らしく大学進学”するための決定版。ついに登場ー。
本音ゆえに賛否両論を巻き起こす今季最大の問題作ー。
全国書店およびAmazon・楽天ブックスほかで絶賛発売中。
「大学受験」がテーマになっているダイヤモンド社のベストセラー2冊セットもAmazon・楽天ブックスで好評発売中。
『17歳のときに知りたかった受験のこと、人生のこと。』
びーやま［著］・高田ふーみん［協力］
