米トランプ政権は自国製の地対空ミサイルシステム「パトリオット」について、ドイツが保有する2基をウクライナに提供できるようにするため、次の輸出先の順序を入れ替えてドイツをスイスの先に動かした。3人の米当局者が明らかにした。ドナルド・トランプ大統領は今月に入り、ウクライナへの兵器の追加供与を支援すると表明した。ドイツにパトリオットを早期補充するとの約束は、ウクライナに兵器を提供しやくする、米国防総省の初事例だ。ある米高官によると、ウクライナにパトリオットを提供する国が増えるにつれて、トランプ政権はこれら同盟国を優先し、出荷順序をさらに調整する予定だ。ウクライナに提供する兵器の補充を巡る米国と同盟国の取引は、来週にかけてさらに成立する見通し。
米、パトリオット輸出順変更 ウクライナに提供した国優先
次に米国製パトリオットを受け取るのはドイツ
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