「また今度」はNGワード? 語り合える“いま”を逃さないためにできること
誰しも悩みや不安は尽きないもの。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、33万部突破シリーズの原点となった『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日一日がラクになる!
思い切り

一緒に思い出も語れないわ。
生きてるんだから、
友と飲めや、
歌えや、語りあえや。
今のうちに、思い切り。
思い出を語れるのは「いま」だけ
人が亡くなると、その人と一緒に思い出を語ることはできなくなります。
どれだけ懐かしい記憶があっても、どれだけ話したいことがあっても、伝える相手がいなければそれは叶いません。
そんな切ない事実を静かに突きつけられつつも、今を大切に生きることの大切さを教えてくれています。
生きているうちに、語り合う
だからこそ、生きている今のうちに、大切な友人や家族と語り合いましょう。
お酒を酌み交わすのもよし、歌を歌って笑い合うのもよし。
日々の忙しさにかまけて、つい先延ばしにしてしまいがちな「語らいの時間」を、意識的に持つことが大切です。思い出は、誰かと共有してこそ輝くのです。
「また今度」が訪れないこともある
「いつか会おう」「また話そう」――その「いつか」は、永遠に来ないこともあります。
だからこそ、会いたい人には会い、話したいことは今話す。
その勇気と行動が、人生を豊かにし、後悔のない時間をつくるのです。
思い切り、今を生きる
自己啓発の観点から言えば、人生で最も価値ある資源は「時間」と「人とのつながり」です。
そのどちらも有限だからこそ、今あるご縁を大切にし、遠慮せず、思い切り語り合いましょう。
それが、あなた自身の人生をより温かく、意味あるものにしてくれます。
※本稿は『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)の著者による特別原稿です。