ある分析によれば、米国は公衆トイレの普及率では世界30位で、ボツワナと同じ順位だ。普及率を上げるにはもっと増やせばいいのは明らかだが、それだけではうまくいかない。新しい公衆トイレが設置されても、たちまち公園のトイレのような状態になってしまうからだ。切羽詰まって入ったものの、ゆっくり後ずさりして出てきた残念な経験を誰もが一度はしたことがあるだろうこれを解決するのが、トイレの監視や安全確保だけではなく、利用者にきちんと使用するよう促す目的でテクノロジーを活用するスマートシステムだ。素早く大量に設置できるこの新たな手法は「バスルーム・アズ・ア・サービス(サービスとしてのトイレ)」とテクノロジー業界の表現を借用している。
米国の公衆トイレ危機、「スマート」な解決方法とは
スローン・ラブズの公衆トイレは、ウーバーと同様の評価制度とプライバシーを守るセンサーを採用している
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