
北村氏の大放言に歓喜する人たち
「何も間違っていない」
「当たり前のことを言って何が悪い!誰が見てもそう感じるだろ」
「こうやって次は北村さんを潰そうってことか。これだからマスゴミは」
個人別得票数で約97万票も獲得して参院選に当選後、石破茂首相に対して「醜く奇妙な生き物」「間違いなく工作員」とXに投稿して炎上した北村晴男弁護士を「擁護」する人々が続々とあらわれている。


彼らの主張によればまず「醜く奇妙な生き物」というのは“マスゴミ”や反日勢力が北村弁護士を潰すために仕掛けている「言いがかり」だそうだ。
後に北村氏本人も説明しているが、この「醜い」というのは党内から辞任せよという声が上がっているのに、首相の座に居座り続ける石破首相の「内面」のことだという。政治家としてなんの問題もない論評をしただけなのに、「一線を超えた」とか「度を超えた誹謗中傷」などと大騒ぎをして叩くというのは、「反日左翼勢力」が北村氏を「脅威」と捉えて、よってたかって潰そうとしているというのである。
また、「間違いなく工作員」も同様だ。「女性自身」(光文社)で、この言葉の真意を問われた北村氏は石破首相が「左派活動家」であると断言。自らの意思なのか、誰かの命令なのかまではわからないが、自民党内部に潜り込んで崩壊させて、左派政党に変えるために様々な工作活動をしていると主張。これに対しても「何も間違っていない」「言いたいことを言ってくれてスカッとした」と支持する人もいる。
このような擁護の声の後押しもあってか、北村氏は今日に至るまでこれらの発言の撤回も謝罪もしていない。
それどころか、そのブレない姿勢が「圧力に屈しない真の政治家」などと賞賛され、同じような政治信条の人たちの間でさらに支持を広げることになっているのだ。