トランプ米政権は、米疾病対策センター(CDC)が運営する一連の公衆衛生プログラムへの資金を凍結している。すでに議会で承認された資金提供を阻止しようとするホワイトハウスの動きが再燃している。事情に詳しい複数の関係者によると、行政管理予算局(OMB)は先週、連邦資金配分に関する覚書の脚注という形でこの指示を出した。凍結により、一連のプログラムは十分な資金提供を受けられなくなる。資金凍結の対象には、若者の暴力防止プログラムや、銃による負傷・死亡予防に関する研究、糖尿病、慢性腎臓病、喫煙対策などの取り組みが含まれる。凍結される資金の総額は不明だ。だが関係者の1人によると、最大2億ドル(約300億円)に上る可能性がある。別の関係者は3億ドルを超えると見積もっている。
トランプ政権、CDC公衆衛生プログラムの助成金凍結
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