ドナルド・トランプ大統領は内国歳入庁(IRS)のビリー・ロング長官を交代させた。ホワイトハウス高官が明らかにした。この高官によると、ロング氏の後任には暫定的にスコット・ベッセント財務長官が就く。トランプ氏の2期目就任以降、IRS長官が次々と交代している。ロング氏は6月に就任してから2カ月足らずで職を離れることになる。ロング氏によると、トランプ氏からアイスランド大使に任命される。ロング氏はXへの投稿で、「大統領の要請に応えることができ、大変光栄だ。大統領の大胆なアジェンダを推進することに全力を尽くす」とし、「これからが楽しみだ!」と述べた。ロング氏は12年間にわたり下院議員(共和、ミズーリ州)を務めた。今年6人目のIRS長官で、任期は2027年11月までの予定だった。解任については米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が最初に報じた。