ドナルド・トランプ米大統領は、マリフアナをより危険度の低い薬物に分類し直すことを検討している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。複数のマリフアナ関連企業が、トランプ氏の政治団体に数百万ドルを献金している。匿名を条件にした複数の関係者によると、ニュージャージー州のゴルフクラブで今月開かれた1人当たり100万ドルの資金集めパーティーで、トランプ氏は出席者らにマリフアナの分類見直しに関心があると述べた。バイデン前政権が追求したものの、任期中に実現しなかったこうした見直しにより、マリフアナの売買がかなり容易になり、数十億ドル規模の業界の収益性が高まることになる。トランプ氏の資金集めパーティーの出席者には、マリフアナ大手トゥルリーブのキム・リバース最高経営責任者(CEO)が含まれている。リバース氏はトランプ氏に分類見直しを進め、医療用マリフアナの研究を拡大するよう促した。複数の出席者が明らかにした。