中国の上級外交官で、外相候補との呼び声も高い劉建超氏(61)が、当局による事情聴取のため拘束された。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。ベテラン外交官で、共産党の腐敗取り締まりにも携わった劉氏は、最近は共産党中央対外連絡部長として、外国の政党や社会主義国との関係を監督する立場にあった。関係者によると、劉氏は7月下旬、国外出張から北京に戻った後に拘束された。拘束理由は不明。劉氏からコメントは得られなかった。中国外務省は今のところコメント要請に応じていない。中央対外連絡部、共産党の最高監察機関である中央規律検査委員会からもコメントは得られなかった。(この記事は更新されます)
中国が劉建超氏を拘束、対米関係改善に尽力の外交官
劉氏は外相候補と目されていた
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