米ハイテク大手企業の最高経営責任者(CEO)であることは、もはやイノベーション(技術革新)と株主価値に注力するだけでは済まされない。こんにちでは対中関係の純度試験に合格し、一部の企業においては米国政府と利益を共有することも求められる。先週、米半導体大手インテルのリップブー・タンCEOは、中国との過去のビジネス関係を理由にドナルド・トランプ大統領からソーシャルメディアで公然と非難され、辞任を要求された。また、米半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアンCEOは、中国での米国製チップ販売拡大に向けた取り組みを巡り、ワシントンで議論の中心となっている。
米中の間を進むハイテク企業の危うい足取り
WSJによる中国に関する独自分析(8月13日号)
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