1位は静岡銀行
組織や社風への不満が多数
25年1~6月に投稿数が最も多かったのは静岡銀行で、投稿件数は9件だった。
組織や社風などに関する投稿が目立った。
「支店では上下関係が厳しく、体育会系の文化が根付いている。そのため特に若手行員は上司や先輩に質問や意見を言いづらいと感じる」
「地方銀行特有の古臭さが残っている会社。体育会系な部分が多く、時代錯誤を感じる。上意下達の文化。上の言うことは絶対で、逆らうことは認められない」
「難易度が高くない業務にも、とにかく時間を取られることが多い。他社がドローンやミサイルで戦っている中、当社は竹やりで戦おうとしているという感覚を覚える。他社で経験が活きるかというとかなり疑問」
「この会社で培った力が他社で活きるのか非常に疑問。規模で当社より劣る地銀にもシステム面などではかなり後れを取っている」
そのほか、以下のような投稿もあった。
「若手の退職率が高く、マネージャー層に大きな負担がかかっている。業務量を減らし、残業の削減をしなければ、優秀な若手はより条件の良い首都圏の企業に流れていき、負の連鎖が続いてしまう」
「フルフレックスや定時退行などの制度はあるものの、利用しにくい雰囲気」
「転居なしのコースを選ぶと出世が難しい」
2位は三井住友銀行で、投稿数は7件。
主な投稿は下記の通り。
「平日の残業時間は長い。特に本部は圧倒的に人手不足のため、仕事が終わらず帰れないケースが多い」
「ものすごく人員が削られている。数字のほかにも求められることが年々厳しくなる」
「給与が低い。年収が一向に上がらない」
「総合職の女性で子どもがいる人は、子どもの世話のために早帰りして深夜残業するなど、総じて無理して働いている」
「地方の営業店や古い体質の部署は、上下関係が厳しく、年功序列的な雰囲気が残っている」
ランキング完全版では、3位以下を含む計11社の順位と主な不満投稿を掲載している。
どんな企業がランクインし、どんな不満投稿があるのか、ぜひチェックしてみてほしい。