「ダメだ!!動かない!!」そりゃ若手も責任感じるわ…名医に手術を“無理強い”したらまさかの緊急事態【マンガ】ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰

若き研修医の視点から日本の医療が抱える問題を描いた、佐藤秀峰の人気マンガ『ブラックジャックによろしく』。永禄大学で研修中の斉藤英二郎は、38歳の男性患者の手術を別の病院の心臓外科医・北三郎に執刀してもらいたいと頼んだ。北は重い腰を上げ、ついに手術に挑む。リアルな描写で衝撃を与えた医療マンガの第16話「笑顔」を掲載する。

【あらすじ】

 主人公・斉藤英二郎は、名永禄大学附属病院(永大病院)の第一内科で研修している25歳の研修医だ。

 38歳の宮村和男は、心臓外科で冠状動脈バイパス手術をする予定だったが、永大病院に不信感があり、退院してしまった。そこで、斉藤は「一匹狼」の心臓外科の名医・北三郎に執刀してもらえないか、何度も頼み込む。

 北は拒んだが、斉藤がしぶとく北の行きつけのスナックに押しかけ頼んだ結果、執刀を決意する。

 そして、宮村の手術が始まった。

 北の手術の腕は全く衰えていなかった。患者の命を背負うプレッシャーと戦いながら、緊迫した手術が続いていく――。すると、突然宮村の心臓に、オペ中にごく稀に起こる原因不明の心室細動が起こり、現場が騒然とする。

 斉藤は「僕が無理矢理オペをさせてしまったからこんな事に……」と責任を感じる。すると、北は「目を閉じるな!」と叫び、医者としての覚悟をぶつけてきたのだった。

 果たして、宮村の心臓はどうなるのか――。そして、北は心臓外科医として再起できるのか――。

 若く、高い志をもった斉藤が、日本の医療の厳しい現実と向き合いながら成長していく物語。マンガの続きは『ブラックジャックによろしく』でチェック!

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