人は、常に、思ってもみない人からの、
やさしい言葉を、待っている
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いよいよ私の番がきて「横内会長、本日のお話、とても感動しました!」とお伝えすると、横内会長はしばらく私を見つめたあと、
「キミは、とてもいい目をしているね」
と声をかけてくださったのです。
私はこの言葉をかけていただき、泣きたいほど嬉しくなりました。まさか横内会長にほめていただけるとは、思ってもいなかったのです。
そのときの私は、マナー講師になったばかりで仕事もあまりなく、不安のなかにいました。でも、横内会長のひと言によって、「心のつっかえ」がとれた気がしたのです。
たった一瞬の、たったひと言ですが、私にとっては「一生残る言葉」となりました。「キミはいい目をしているね」のひと言が、私の心に沁み入ったのです。
それ以来、私は横内会長の大ファンになりました。
相手を認め、相手を気づかうひと言は、人の心にやさしく響きます。とくに「意外な人」からいただく言葉ほど、響きやすいのだと思います。
相手が「自信を持てるようになるひと言」をプレゼントすると、ときに、一生その人の心に残る言葉として、相手の心に沁み入ります。
人は、常に、思ってもみない人からの、やさしい言葉を、待っている生き物なんですね。
(※次回、第18回目の記事は、6月18日(火)になります)
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