社外から「広告費ドロボウ」、社内から居眠りばかりの「メトロノーム」と揶揄されながらも、ダメ社員から大手広告代理店の「スーパー副部長」になった、現役営業マン(39)の連載4回目。『<落ちこぼれでも3秒で社内エースに変わる!>ぶっちぎり理論38』を刊行したばかりの著者が、大事な接待で絶対失敗しない!「郷ひろみ理論」&「トイレ奉行理論」を紹介する!

カラオケで絶対失敗しない「郷ひろみ理論」とは?

  接待というと、お客様の好みに合わせてお店を選び、喜んでいただいて親密感を醸成するイメージがあります。
  しかし、この喜んでいただくという行為に落とし穴があるのです。
  そもそも接待に誘われ、「いいよ」と答えた時点で、すでにキーマンはあなたに好意を寄せています。
  それをさらに強調して喜ばせる必要はないのです。
  普通に食事をともにし、楽しく会話ができれば、それで親密感は醸成できます。
  つまり余計なことをするよりも、何か失敗して、キーマンをがっかりさせないことのほうが重要なのです。
  今回は、その接待で絶対に失敗しない「ぶっちぎり理論38」を2つ紹介します。

  カラオケほど謎の多い娯楽はありません。誰もが歌う気満々で、カラオケBOXに向かったのに、なぜか誰も最初に歌を歌おうとしません。
「君が歌えよ」「いや先輩こそ先に」なんて具合に譲り合う始末。
  みんな誰かが最初に歌ってくれることを、心のどこかで期待しています。
  そんなときこそ、「郷ひろみ理論」の出番!

「郷ひろみ理論」

  カラオケではトップバッターを務め、郷ひろみの『2億4千万の瞳』を熱唱してください(→「郷ひろみ理論」)。
  たったそれだけのことで、カラオケBOXにいる全員と人間関係が非常によくなります。