米連邦当局は最近、過去最大級のオンライン攻撃で犯罪者らが利用していた、ハッキングされた機器のネットワークを阻止した。だが現在、これらの機器の一部が新たな何者かによってハッキングされ、さらに大きな兵器が構築されていることが明らかになった。「ボットネット」と呼ばれるこうした端末のネットワークはより強力になっており、法執行当局やテック企業は対策を打ち出している。ボットネットは料金支払いと引き換えに特定のウェブサイトをオフラインにできるもので、恐喝行為に加え、悪質な企業がライバル企業へのアクセスを遮断するためなどに使用していると連邦検事らは述べている。一部のネットワーク運営者らによれば、最近になりさらに危険なボットネットの新時代が到来し、既存のインターネットインフラは対応する準備ができていない状況にあると指摘。これら新型のボットネットはより高速なプロセッサーとより多くのネットワーク帯域幅を備えた新しいタイプのインターネット接続機器を活用し、膨大な力を手に入れているという。
米当局摘発の「ボットネット」、別のハッカーが乗っ取り
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