米移民・税関捜査局(ICE)のテキサス州ダラスの事務所で24日朝、銃撃事件が発生し、ICEに拘束されていた1人が死亡、2人が重傷を負った。国土安全保障省が発表した。同省は先に収容者2人が死亡したと発表していたが、午後に被害状況を訂正した。ダラス警察によると、初期捜査の結果、容疑者が政府のビルに向けて近隣の建物から発砲したことが判明した。国土安保省によれば、容疑者はICEの建物に向けて無差別に発砲。敷地内のバンも銃撃を受け、負傷者が出た。同省のクリスティ・ノーム長官はX(旧ツイッター)に、容疑者が自分を撃って死亡したと投稿した。法執行当局は、ICE職員の負傷者は出なかったとした。容疑者の情報は提供していない。