ドナルド・トランプ米大統領は25日、トルコのレジェップ・タイップ・エルドアン大統領とホワイトハウスで会談した。トルコに対する制裁解除と「F35」戦闘機の売却に前向きな姿勢を示す一方、ロシアからの石油・天然ガス購入を停止するよう要請した。トランプ氏は、この日の会談がうまくいけば、対トルコ制裁を「ほぼ即時に」解除できると述べた。米国はトルコが2019年にロシア製の地対空ミサイルシステム「S400」を購入したことを理由に制裁を発動し、F35の共同開発計画からトルコを締め出していた。トランプ氏は、6年ぶりにホワイトハウスを訪れたエルドアン氏を絶賛した。エルドアン氏は、長年にわたる両国間の緊張関係の後、トランプ氏の支持を獲得しようと努めている。