女子学生クラブ「カッパ・カッパ・ガンマ(KKG)」のメンバーであるブライズ・ビアズリーさんたちは8月、クラブの入会希望者にアピールするため、米歌手グウェン・ステファニーの楽曲「スウィート・エスケイプ」に合わせた振り付けダンス動画をソーシャルメディアに投稿した。この動画は最終的にアリゾナ大学をはるかに超えて拡散し、TikTok(ティックトック)で3800万回以上再生され、センターで踊るビアズリーさんについて多くのコメントが寄せられた。「ブライズが私の彼氏を奪っても、私の方が謝ると思う」というコメントもあった。ビアズリーさんは突如として勧誘活動の女王的存在となっただけでなく、インフルエンサーになる機会を得た。彼女は数週間のうちに、TikTokとインスタグラムに公開アカウントを開設し、ニューヨーク・ファッション・ウイークに出席するための便に母親と共に搭乗していた。その費用はオーストラリアのファッションブランド「ショウポ」が負担した。