イスラエル軍は10日、現地時間同日正午にパレスチナ自治区ガザで停戦が発効したと発表した。これにより、残る人質の解放と、ガザへの人道支援物資の搬入を始める環境が整った。イスラエル軍は同日朝、停戦合意に基づきガザの一部から撤退を開始した。イスラエルおよびアラブの当局者が明らかにした。イスラエル政府は前日夜、停戦合意を承認した。合意はイスラエル軍に対し、地図に示された一定ラインまで後退することを求めている。イスラム組織ハマスは、イスラエル軍が撤退した地域に治安部隊の配置を始めると述べた。イスラエル軍の撤退により停戦が実現し、人質解放に向け72時間のカウントダウンが始まると、仲介者らは説明している。