
ライター業の傍ら、スキマバイトでさまざまな職場で働いている筆者が仕事を通じて見えた悲喜こもごもをつづる本連載。今回は、ケバブ屋さんで働いてみた。“グルグル回っている肉”を切る作業をしてみたいと思っていたが、今回はできなさそう……。その意外だけど納得の理由とは。(ライター みやーんZZ)
ケバブ屋さんでスキマバイト!
“あのお肉”を切ってみたかったけど……
氷河期世代の40代おじさんである僕が去年、突如ハマったスキマバイト。今回はとある繁華街のケバブ屋さんでバイトをした際の模様を紹介します。
昔、フランスで食べたケバブのおいしさに衝撃を受け、海外旅行するたびに各地のお店を食べ歩いたりするぐらいケバブ好きな僕。「いつか自分でもあのグルグル回っている肉を切ってケバブを作りたい……!」という思いをずっと抱いていたので、偶然見かけた求人に飛びつきました。
お店で僕を出迎えてくれたのは20代中盤ぐらいの女性バイトさん。ここは一つの物件の中にいくつかお店を構えており、ケバブだけでなく他のテイクアウト系の商品も売っています。今回、僕はそのケバブセクションの担当をすることになりました。
「メインはレジで。調理もできたらやってください」と言われたので「ぜひやらせてください!」と答えました。
そんな挨拶の最中、お客さんがやってきました。「チキンケバブサンド2つ。甘口で」とご注文いただき、さっそくレジ業務にトライ。iPadを使うレジはすでに経験済みだったので、基本的な操作方法を確認し、無事決済を完了できました。