「メンタルが強すぎる人」がやっている対処法・ベスト3とは何か。
次々と新たなビジネスを仕掛ける稀代の起業家、佐藤航陽氏。「これからどう生きるか?」を徹底的に考察した超・期待作『ゆるストイック』を上梓した。これからの生き方として重要なキーワードは、「ストイック」と「ゆるさ」。令和のヒーローたち(大谷翔平、井上尚弥、藤井聡太…)は、なぜストイックに自分に向き合い続けるのか。『ゆるストイック』では、「どのように日常を過ごしていくべきか」を言語化し、誰でもできるプロセスとしてみなさんに共有する。(構成/ダイヤモンド社・種岡 健)
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ストレスを感じたときの具体的な対処法
ストレスは避けられないものですが、感じたときにどう対処するかで、その影響は大きく変わります。
適切に扱えばストレスは成長の糧となり、不適切に処理すれば心身を蝕みます。
本記事では、ストレスを感じたときの具体的な対処法を整理します。
「身体」を動かす
ストレスは心だけでなく体にも影響します。
そのため、身体を動かすことは即効性のある対処法です。
軽い運動やストレッチ、散歩などで血流を促すと、緊張が和らぎます。
体を動かすことは、ストレスを心の中だけで抱え込まないための有効な手段です。
「言語化」して整理する
ストレスを頭の中で反芻すると、どんどん大きく膨らみます。
紙に書き出したり、信頼できる人に話したりすることで、不安や苛立ちが客観的に整理されます。
言語化は、ストレスを「漠然とした不安」から「具体的な課題」に変えるための第一歩です。
コントロールできる部分に集中する
ストレスの要因の中には、自分で変えられる部分と変えられない部分があります。
後者にこだわると無力感が増す一方で、前者に集中すれば行動力を取り戻せます。
小さな範囲で「自分にできること」を積み重ねることが、ストレスを軽減する確実な方法です。
ストレスを感じたときの対処法は、「身体を動かす」「言語化して整理する」「コントロールできる範囲に集中する」という3つに集約されます。
これらを習慣化すれば、ストレスに飲み込まれることなく、行動を続けられます。
ストレスを敵視せず、うまく扱いながら淡々と積み重ねる姿勢。これが「ゆるストイック」の実践です。
私たちもまた、ストレスに柔軟に対処し、ゆるストイックに生きましょう。
株式会社スペースデータ 代表取締役社長
1986年、福島県生まれ。早稲田大学在学中の2007年にIT企業を設立し、代表取締役に就任。ビッグデータ解析やオンライン決済の事業を立ち上げ、世界8ヵ国に展開する。2015年に20代で東証マザーズに上場。その後、2017年に宇宙開発を目的に株式会社スペースデータを創業。コロナ禍前にSNSから姿を消し、仮想現実と宇宙開発の専門家になる。今は、宇宙ステーションやロボット開発に携わり、JAXAや国連と協働している。米経済誌「Forbes」の30歳未満のアジアを代表する30人(Forbes 30 Under 30 Asia)に選出される。最新刊『ゆるストイック』(ダイヤモンド社)は8.5万部を突破した。
また、新しくYouTubeチャンネル「佐藤航陽の宇宙会議」https://youtube.com/@ka2aki86 をスタートさせた。








