米メディア大手ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)は、メディア資産の全て、もしくは一部の売却を検討している。エンターテインメント業界の未来を変える可能性のあるディールに向けた動きだ。事情に詳しい関係者によると、米メディア・娯楽大手パラマウント・スカイダンスは最近、ワーナーに対して2度目の買収提案を行った。また、ワーナーに近い関係者によると、同社のテレビ・映画スタジオ事業とストリーミング事業のみに対し、複数の企業が関心を示している。ワーナーのデービッド・ザスラフ最高経営責任者(CEO)は21日午前の発表文で「複数の企業から関心が寄せられたことを受け、当社の資産価値を最大限に引き出す最善の道を見いだすため、戦略的選択肢の包括的な見直しを開始した」と述べた。どのような関心が寄せられたかは明らかにしていない。
ワーナー、メディア資産の戦略的検討開始 複数企業が買収打診
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