米電気自動車(EV)大手テスラが22日発表した7-9月期(第3四半期)決算は、販売台数が過去最高を記録したにもかかわらず、減益となった。ただ、1-6月期(上半期)に同社を苦しめた急激な落ち込みからは回復している。米国の消費者が9月末に失効する7500ドルの連邦税額控除を駆け込みで利用しようとEV購入に殺到したにもかかわらず、7-9月期の純利益は前年同期比37%減の14億ドルとなった。一方、売上高は、自動車販売の急増を受けて12%増加した。テスラが連邦税額控除という後押しなしに、自動車事業を拡大し続けられるかは不透明だ。
テスラ、7-9月は37%減益、EV駆け込み需要でも
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