投資家は貿易協定や外国の選挙、企業の合併発表から決算に至る多くの材料を好意的に捉えている。米株式市場では、地銀の融資ポートフォリオに予想外の損失が潜んでいる可能性や関税を巡る懸念が主要株価指数の重荷となっていたが、27日は最高値を更新し、勢いを取り戻した。楽観的な見方は米市場に限ったことではない。日本、韓国、台湾の株価指数も27日に最高値を更新し、中国の上海総合指数は10年以上ぶりの高値で取引を終えた。アルゼンチンでは、26日に行われた議会中間選挙でハビエル・ミレイ大統領率いる与党が圧勝し、メルバル指数は前週末比22%高で引けた。アージェント・キャピタル・マネジメントのポートフォリオマネジャー、ジェド・エラーブローク氏は「多くの材料が『良い』の欄にあり、『悪い』の欄にはあまりない」と述べた。
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