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昼寝は、忙しいビジネスパーソンにとって午後のパフォーマンスを取り戻す有効な手段だが、やり方を間違えると逆効果に…。最適な昼寝の時間は何分なのか、また目覚めをよくするためにできることとは?眠気を飛ばし、夜の睡眠への影響を最小限に抑える、“最適な昼寝”を医師が解説。※本稿は、睡眠専門医の渥美正彦『ぐっすり!1万人を治療した専門医が教える最強の睡眠メソッド』(徳間書店)の一部を抜粋・編集したものです。
眠気でぼんやりするのなら
仮眠をとったほうがいい
午後、これから会議だというのに、眠くて仕方がない。こんなふうに昼間眠くなったら、どうするのが最もよいのでしょうか?
昼間どうしても眠いときは、仮眠(昼寝)をとりましょう。ただし、どんなに長くても30分以内、遅くとも午後3時までにしてください。
仮眠が30分以上、午後3時を過ぎると、「睡眠慣性」による弊害が生じたり、夜の睡眠に支障が出たりします。
「睡眠慣性」とは、目覚めても頭がぼんやりしたり体がだるくなったりする状態のことです。
広島大学の林光緒教授らの研究では、健康な若年成人を対象に、20分の仮眠が覚醒レベルを維持する効果を検証しました。
被験者を「20分仮眠するグループ」と「20分リクライニングチェアで休憩のみするグループ」にわけて、両者を比較しました。その結果、仮眠をとったグループでは、主観的な眠気や気分が改善し、脳波で覚醒維持効果が確認されました。
林教授は、起床直前の睡眠が深いほど、「睡眠慣性」が強くなるので、仮眠は長くても30分以内にすることをあわせて明言しています。







