ドナルド・トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は30日、6年ぶりとなる対面での首脳会談を開催した。貿易や技術を巡り両超大国が激しく対立する中、双方は休戦を模索している。両首脳は現地時間30日の午前遅く、韓国の港湾都市である釜山の空港で顔を合わせた。トランプ氏は習氏と握手を交わしながら、「あなたに再び会えてよかった」と発言。さらに「非常に成功する会談になるだろう。そのことに疑いはない。だが彼はとてもタフな交渉相手で、それは良くない」とも付け加えた。両首脳は写真撮影のために短時間立ち止まった後、非公開の会談に入った。両氏は米中の交渉担当者が今週練り上げた枠組み合意を携え会談に臨んでいる。協議では中国のレアアース(希土類)と米国技術の輸出規制、さらには農産物の購入まで幅広いテーマが扱われる。
トランプ氏と習氏が会談、貿易摩擦など協議
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