米連邦地裁は31日、補助的栄養支援プログラム(SNAP)の給付金支払いに予備費を充てるようトランプ政権に命じた。政府機関閉鎖でこの翌日に給付が停止する予定だった。ロードアイランド連邦地裁のジョン・マコネル判事が一時差し止め命令を出し、農務省(USDA)に予備費を使ってSNAP給付金を支払うよう指示した。SNAPの受給者は4200万人に上り、貧困層と障害者の食料購入を支援している。小売業者と製造業者もSNAPを通じた購入の恩恵を受けている。連邦政府は政府機関が閉鎖する前、予備費を使ってSNAP給付金の支払いを継続するとしていた。だが農務省は10月24日、11月1日以降は予備費をSNAP給付金の支払いに充てるのは「法的に可能」ではないと述べた。
米地裁、栄養支援給付金の支払いを政府に指示
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