3位はコンヴァノで、平均年収は309万2000円。前回は2位だった。「FASTNAIL(ファストネイル)」などのネイルサロンをチェーン展開する企業で、従業員数は392人。ネイルサロンということで従業員は女性が多く、平均年齢も27.6歳と若い。
4位は女性向け服飾雑貨のANAPホールディングスで、平均年収は316万円。従業員数は105人で、平均年齢は30.2歳。同社は2023年8月期まで4期連続赤字、かつ債務超過に陥っていたため、2023年10月に事業再生ADR手続きを申請していた。しかし2025年7月には事業再生計画の終結を発表している。2024年12月には、世界70カ国以上に展開しているグローバルECプラットフォーム「Temu」への出店を発表。オンライン事業の拡大と、海外展開を目指していく方針だ。
5位はmanabyで、平均年収は321万8000円。本社は仙台にあり、従業員数は178人、平均年齢は35.9歳。障害者や難病者に就労移行支援事業を行う会社で、その他、障害のある子ども向けに、放課後や長期休暇中のサポートをする教育支援サービスや、在宅でITスキルを習得可能な定額制のeラーニングなどを提供している。
平均年収が400万円未満の企業は63社
500万円未満の企業は430社
今回のランキングで、平均年収が400万円未満の企業は63社あった。前回は77社だったので、14社減ったことになる。500万円未満の企業は430社。また、1000位の企業の平均年収は583万2000円となっている。
400万円未満の63社を業種別に見ると、サービス業が24社、小売業が20社、情報・通信が6社、卸売業が3社、化学と不動産とその他製品が2社、輸送用機器と電気機器と金属製品とその他金融業がそれぞれ1社ずつとなっている。
次ページ以降の表では1000位までのデータを掲載している。ビックカメラとノジマとヤマダホールディングス(ヤマダ電機)、セリアとキャンドゥ、くら寿司とカッパ・クリエイト(かっぱ寿司)といった企業は何位に入っているのか。詳しくは次ページ以降を見てほしい。
(ダイヤモンド・ライフ編集部)







