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人手不足の状況下で、転職市場は活況を呈している。そんな中、いま特に年収アップが期待できる職種とは何なのか。そのヒントを探るため、エンの調査を基に「転職で年収が上がった人が多い職種ランキング」を作成した。年収が上がった人が最も多かったのは?(ダイヤモンド・ライフ編集部)
転職市場で今
「引く手あまたの職種」とは?
転職は“売り手市場”といわれて久しいが、その状況は業界や企業規模、職種によって異なる。
では、収入という観点で見たときに、「年収が上がりやすい職種」は何なのか。データをもとに転職市場の状況を分析してみたい。
今回は、働き盛り世代の30~40代を対象に見ていく。エンが運営するミドル世代に特化したスカウト転職サービス「ミドルの転職」および人材紹介サービス「エン エージェント」を利用して転職した30歳~49歳において、転職後の年収が転職前より上がった人の割合を職種別に集計した。
さらに、今回は転職前の年収が「600万円以上」の場合に絞っている。国税庁の調査によれば、45~49歳の平均年収は521万円だ(令和5年分「民間給与実態統計調査」より)。すでに平均年収以上の給与を得ていて、さらに年収アップを実現している人が多い職種は何かがわかるデータになっている。
では、さっそくランキングを見てみよう。







