がん宣告も「全力で株を買い続ける」…投資家を支える「二人の娘」の存在
働きながら株で資産50億円を築いた“本当に儲かる3つの投資術”を初公開――余命宣告を受けた医師 兼 個人投資家の父が愛娘に捧げる著書『50万円を50億円に増やした 投資家の父から娘への教え』(ダイヤモンド社)。4度の手術を経て、49歳で肺と肝臓へのがん転移が判明。主治医からは「50歳は迎えられても51歳はわからない」と宣告された著者が、働きながら50万円を50億円に増やした投資法を愛娘に向けて全力指南。再現性の高い3つの投資法をマスターすれば、忙しく働きながらも「一生困らないお金」を稼げるようになる。「人生の集大成として、出し惜しみ無しで、魂を込めて書きました」(著者より)。
※本稿は『50万円を50億円に増やした 投資家の父から娘への教え』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。
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死の淵で再燃した投資への情熱
2022年、僕の投資意欲が再び燃え上がる出来事が起きた。がんを宣告された。
「このまま死ぬかもしれない」と思ったとき、自分が生きてきた証を、投資の業績として残したいという思いが高まった。
逆境の中で掴んだ「確信」
がんの闘病をするなかで分析を重ね、これから造船業界が大きく盛り上がるのを確信し、名村造船所(7014)という超有望株を見つけた。
10億円超の「一点集中」
10億円を超える元手の多くを名村造船所株につぎ込んで主力株に据えて、それ以外の資金もほぼすべて造船関連銘柄で固めた。
それだけの確信を得ていたんだ。
資産50億円への飛躍
結果として、想像以上の高騰。
名村造船所とほかの造船関連銘柄を売却して、HD韓国造船海洋(009540)に集中投資して、資産50億円まで膨らんだ。
遺すもの、そして終わらない闘志
もし僕になにかあっても、二人の娘たちが生活に困らないお金を遺せることがうれしい。
でも、これで満足したわけじゃない。生きている限り、僕は全力で株を買い続ける。



