いま、「『金持ち父さん 貧乏父さん』以来の衝撃の書」と絶賛されているのが『JUST KEEP BUYING』だ。そしてついに続編『THE WEALTH LADDER 富の階段』(ニック・マジューリ著)が日本上陸。この世界的ベストセラーはスコット・ギャロウェイに絶賛されている。今回はライターの照宮遼子氏に寄稿いただいた。(構成/ダイヤモンド社・寺田庸二)

【JUST KEEP BUYINGの著者に学ぶ】資産1億円の人が絶対やらないたった1つのことPhoto: Adobe Stock

昇進しても資産が増えない理由

30代半ば、ようやく昇進が決まった。
これで給料も上がる。貯金のペースも上がるはずだ。

真面目に働き、着実にキャリアを積んできた。
でも数年経っても、資産の増え方は以前とそれほど変わらない。

「もっと上を目指せば変わるはず」と思い、また必死に働く。

課長になり、部長になり、それでも資産の増え方は依然横ばい。
自分は会社の出世階段を登り続けているのに、なぜか富の階段は登れていない。
――そんな違和感を抱えながら働いている人は少なくない。

お金の世界的ベストセラーの教え

名著『JUST KEEP BUYING』の続編で、14か国以上に翻訳されている世界的ベストセラー『THE WEALTH LADDER 富の階段』の著者ニック・マジューリはこう述べている。

昇給やキャリア転換のみで次の資産レベルに到達するのは極めて難しくなる。
――『THE WEALTH LADDER 富の階段』(P.75)より

多くの人は、給料が上がれば資産も増えると信じている。
だから昇進を目指し、転職で年収を上げようとする。

会社の中で評価されることはもちろん大切だ。
でも、それだけでは本当の豊かさには届かない。

本書によると、年収が上がっても、給与所得だけで大きな資産を築くのは極めて困難だという。
昇給にも上限があり、どんなに優秀でも会社員として得られる報酬には限界があるからだ。

資産1億円の人が「絶対やらないこと」とは?

多くの業界では、上限に近づくと、それ以上の金銭的報酬は期待しにくくなる。
この段階に達すると、永遠にそのレベルから抜け出せなくなる可能性がある。

一方で、事業を持っている人や投資で資産を増やしている人は、給料の上限に縛られない。
彼らは自分の時間と労力を売るのではなく、お金が自動的に増える仕組みを持っている。

実際、資産1億円以上を持つ人の多くは、給与所得だけでそのレベルに到達したわけではない。

資産1億円の人は会社の給料だけに頼らない。
投資で資産を増やす、事業を立ち上げる、人を雇ってうまく回る仕組みをつくる

給料を上げることに満足せず、その収入を次の収入源へと変えていく
本書には6つの資産レベルごとに「やるべきこと」と「やってはいけない落とし穴」が書かれている。
この戦略の違いが、数十年後の資産に決定的な差を生む。

大切なのは、単に会社の出世階段を登るだけでなく、富の階段を登る視点を持つこと。
給料だけに頼らない戦略こそが、次のレベルを目指す力を生み出すのだ。

昇進だけでは得られない自由を、自らの手で築いていく。
そして、その自由こそが、真のキャリアの報酬であることを『THE WEALTH LADDER 富の階段』はきっちり教えてくれた。

(本稿は、『THE WEALTH LADDER 富の階段』に関する特別投稿です。)